車を乗り換えたくない話
免許を取ってからずっと乗っていた愛車が、追突事故で全損し、廃車することになりました。
双子が産まれてからも、夫が手を入れ工夫してはなんとか乗っていたクラシックカーでした。
過失割合は10:0で完全に被害者。
それだけに、ただただ悔やまれます。
安全性も乗り心地も悪く、古いから手入れは常に必要で、2ドアな上にトランクはおまけ程度。どちらかといえば子育てには向かない車です。
周りには子どもが産まれてからは買い換えたら?と言われて、それでも、乗り続けた理由は、一重にこの車がどうしようもなく好きだったからです。
整備を担当していた夫が匙を投げるまでは乗ろう。見た感じ、少なくともあと2年は行ける。下手すりゃ10年持つかも?
それが急に全損。
信じられないくらいショックです。
この車がダメになったら、ちゃんとした車にしようと前々から言っていました。
さらに、追突されて怪我をした本人である整備担当の夫が、次はもう少し安全な車に、と言います。
気まぐれに運転するだけの私が否とは言えません。
でも、ぶっちゃけ、乗り換えたくない!
しかし、それは諸々加味すると無理な事で、嫌でも次の車を探さなければなりません。ああ、不本意過ぎて、辛い。
何より双子のチャイルドシートとベビーカーを積めるような車というのがね!難しいよ!
また乗れると思っていた車との、思いがけない唐突なさよならに、心がついて行きません。
ただただ、悲しい。
在りし日の愛車と娘たち。
きっとこの子らの記憶には残らないのでしょうね。